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知恩院

浄土宗の開祖、法然上人が草庵をむすび、後半生を過ごした事に由来する知恩院。
時代の支配者の庇護を受けながら山門、伽藍は守られ、美しい景観を今に伝えています。

知恩院は浄土宗の総本山であり、法然上人の門弟たちの手によって、仏殿、御影堂、総門などが建てられ、開山、そして確立したと伝えられています。専修念仏の道を説いた法然上人の教えは、現代もなお、門弟たちが受け継いでいます。

知恩院は華やかな祇園の街を抜け、八坂神社の境内を抜けた先、円山公園の北、華頂山に位置しています。旅人を最初に迎えてくれる山門は、日本最大の大きさを誇り、南禅寺の三門、東本願寺の大師堂門と並ぶ国宝です。

威風堂々とした山門の光景には、旅人も思わず足を止め、目を奪われます。そして山門の石段を登り、後ろを振り返れば、京都の街を美しく望む事ができます。知恩院の山門は、京都にいる事、京都の歴史に触れている事を実感できる場所なのです。

山門を抜け、男坂の石段を登りきれば、法然上人の御影を祀るという、巨大な屋根を持つ御影堂(みえいどう)という建物の雄姿を見る事ができます。これらスケールの大きな伽藍の多くは、江戸時代に徳川幕府によって建てられています。

知恩院には数多くの国宝、文化財が集まる他、「知恩院の七不思議」と呼ばれる謎も残されています。例えば、建造された御影堂の軒裏部分には、当時の雨傘だけが残されており、この当時の名工「左甚五郎の忘れ傘」とも言われます。

その他にも、大方丈の廊下にある狩野信政が描いたという猫の絵は、どの方向から見ても、猫が見る人を正面からにらんでいるように見える事から、「三方正面真向の猫」とも呼ばれています。

知恩院の男坂


【名称】知恩院 (ちおんいん)
【所在地】京都府京都市東山区林下町400
【最寄駅】京阪電車「祇園四条」下車徒歩15分。市バス「知恩院前」下車徒歩10分。
【拝観時間】9:00 - 16:00
【拝観料金】¥400
【駐車場】あり (乗用車は30台駐車可。1時間¥500)
【電話番号】075-531-2111
【URL】http://www.chion-in.or.jp/

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