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大覚寺

かつて嵯峨御所とも呼ばれ、院政の中心地としての役割を担った大覚寺。
皇室にゆかりのあるこの寺は、時代劇の撮影スポットとしても知られています。

大覚寺の歴史は、平安時代初期、嵯峨天皇によって建てられた離宮に始まると言われます。876年には、嵯峨天皇の皇女であった淳和天皇皇后が離宮を寺へと改め、現在の大覚寺に至る寺が生まれています。


真言宗大覚寺派の大本山である大覚寺は、鎌倉時代には後嵯峨上皇、亀山上皇、後宇多上皇らによる院政の行われた舞台としても知られており、嵯峨御所とも称されたほどの、格式の高い寺院となっています。


その歴史的な経緯から、多くの文化財が保管されている大覚寺ですが、見所の1つには大沢池の存在が挙げられます。大沢池は日本最古とも言われる人口池で、池の周囲約1kmは美しい散歩道としても知られ、春には桜の花が目を楽しませてくれます。


また大沢池は観月のスポットとしても知られ、仲秋の名月にあたる時期には、「観月の夕べ」が催されます。「観月の夕べ」では龍頭船と呼ばれる船が浮かべられ、琴の調べを聞きながら、水面に浮かぶ月の光の美しさを心穏やかに、感じる事ができます。


そして時代劇ファンにとっての大覚寺、大沢池は魅力的なスポットの1つとなっています。大覚寺の境内にある「式台玄関」は、武家屋敷の玄関としても数多く登場しています。また大沢池の北側「心経宝塔」周辺は池釣り、斬り合いの行われる場面としてもお馴染みの場所です。


大覚寺は、嵐山の北東、また金閣寺、龍安寺、仁和寺などで知られるきぬかけの道からも比較的近い場所に位置しています。静かな池のほとりをゆっくりと歩けば、そこに広がる森、そして水の光景が、訪れる旅人の心を穏やかにしてくれます。


【名称】大覚寺 (だいかくじ)
【所在地】京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
【最寄駅】市バスまたは京都バスにて「大覚寺」下車すぐ
【拝観時間】9:00~16:30
【拝観料金】¥500
【電話番号】075-871-0071
【URL】http://www.daikakuji.or.jp/

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