銀閣寺(慈照寺)
一般的には銀閣寺と呼ばれていますが、正式な名称は慈照寺。
臨済宗相国寺派の禅寺であり、1994年に世界文化遺産に登録されました。
室町時代、8代将軍である足利義政の手によって造営された銀閣寺。金閣寺が造られた時代の北山文化に対して、銀閣寺が造られた時代は東山文化と呼ばれ、いくつもの時代を超えて、この建物は引き継がれています。
銀閣寺は京都の東山山麓、哲学の道からほど近い場所にあり、京都市の北部を見下ろす高台に位置しています。創建当時は応仁の乱が終わったばかりであり、荒廃した京都の町の復興のシンボルでもあったと思われます。
一般的に銀閣寺と呼ばれている建物は、観音殿を指していますが、実際の銀閣寺には銀箔は貼られておらず、漆黒の質素な建物となっています。これは当時の幕府の財政事情から、実現する事ができなかったとも伝えられます。
観音殿は禅宗の影響を受けたとも言われ、下層が心空殿と呼ばれる住宅、上層が潮音閣と呼ばれる仏堂であり、東山文化を代表する建物様式だと言われます。また周囲には池泉回遊式庭園が広がり、東山の自然を利用した名庭を見る事ができます。
銀閣寺を奥へと進めば、足利義政が使ったと言われるお茶の井跡があり、さらに進むと、美しく手入れされた苔が広がる林の散歩道を歩くこともできます。
銀閣寺はその派手な名前に反して、「禅の心」が表現された静かな寺院なのです。

【名称】銀閣寺 (ぎんかくじ)
※2008年2月より2年間、観音殿は修復工事中です。
【所在地】京都府京都市左京区銀閣寺町
【最寄駅】市バス「銀閣寺前」を下車、徒歩5分。
【拝観時間】8:30~17:00(3月~11月) 9:00~16:30(12月~2月)
【拝観料金】¥500
【電話番号】075-771-5725
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