先斗町
先斗町とは、北から南へと流れる鴨川沿い、三条通を一筋下がった通から、
四条通にかけて、南北約500mあまりにわたって続く、細く小さな石畳の道です。
京都の繁華街の中にあり、両脇に情緒ある町屋がひしめくこの通を歩けば、自然と大人の落ち着いた雰囲気が感じられ、ゆっくりとその旅気分に浸りたくなります。足元には先斗町の端正な石畳、左右には派手過ぎず、品の整った店構えが広がります。
先斗町の生きる姿をもっとも美しく感じ取る事ができるのは、昼よりも夜です。日中はまだ閉まっている店も多く、通を行きかう人の姿も観光客が多くなるため、そこに生きる人、店の活気を感じるために、夜の先斗町を歩く事をおすすめします。
もともとは鴨川の一部であった先斗町、その歴史は江戸時代までさかのぼります。江戸時代の埋立て工事によって誕生した先斗町には、当初芸妓たちが多く住んでおり、茶屋が設けられ、そしてそこにお客さんが集まり、現在に至る発展を遂げた地域なのです。
先斗町という町の語源は、ポルトガル語のPONTからきているとも言われます。そしてこの通では現在も、先斗町歌舞練場がおかれ、歴史ある鴨川踊が見られます。古くからの歴史情緒と、大人の食、そして酒を楽しむ事ができる、それが先斗町なのです。
夜の先斗町をそぞろ歩き、気に入った構えの店を訪れてみる、それも旅の楽しみです。小さな店に入るのは少し勇気がいるけれど、京都での素晴らしい夜を過ごせるはずです。
【名称】先斗町 (ぽんとちょう)
【所在地】京都府京都市中京区先斗町
【最寄駅】京阪電車または地下鉄東西線「三条京阪」にて下車、徒歩3分程度
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